HAWAIIAN OCEAN LIFE BLOG

ハワイの海に生きる生命たちの情報をお伝え致します

相利共生

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相利共生とは、異なる種類の生物が同じ場所で生活することで、互いの利益(生存能力)を得ることができる共生関係のことです。

沈船Sea tigerの船尾付近に長らく一緒に暮らしているドクウツボとオトヒメエビが居ます。ドクウツボはオトヒメエビから皮膚表面や口の中の寄生虫を掃除してもらい、その代わりに彼らの外敵であるワモンダコ などから身を守ってあげています。この関係がもう半年以上続いているため、オトヒメエビに近づくと、そっと彼らはどドクウツボの後ろに隠れるような仕草をして、ドクウツボは僕らダイバーの前に出てきます。

このような異種生物の相利共生は、互いの個性を尊重・尊敬し合える関係を保つことで厳しい自然界での生き残り競争を勝ち抜く手段です。

でもやっぱり。

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もうすぐ2月も終わりますね。今月は南風が吹き荒れて潜れないこともあり、しんどい日々を過ごしましたが、自然の脅威や力強さを感じる瞬間でもありました。
一年中海を見つめて、その日その瞬間に安全かつ快適なダイビングをご提供できるよう日々勉強の毎日を過ごしていると、荒れている日でさえもその時の楽しみを見つけるとこができてきます。

でもやっぱり、べた凪で太陽が出ている瞬間が一番楽しいです!!!!!

ガラスハゼの抱卵と卵保育

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卵を抱えているため、少しだけお腹が大きくなっているガラスハゼ。
写真の上側には、もうすぐハッチアウトしそうな卵があります。
Green Dolphin Dive Shopでは、オリンパス製TG-4のレンタルカメラを行なっております。顕微鏡モードを使えば卵もしっかりと撮れます!ライトでアシストさせてもらいますので、ぜひ水中カメラを使ってみてください。

 

ワモンダコの交接

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朝一番にエントリーしたら、ボートの真下に2匹のワモンダコ。
しばらく様子を見ていたら交接が始まりました。右下にいる個体が雄で、右上の雌に向かって、交接腕を伸ばして挿入し、精子の入ったカプセルを体内に入れるという方法で受精させます。
始めはストロボのフラッシュに反応して、雄が交接腕を引っ込めようかどうしようか、迷っている素振りをしていましたが、徐々に慣れてきたのか、かなり近寄っても交接に夢中になっていました。

アオウミガメとダイヤモンドヘッド

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この頃、いい海況が続いています。
水面がフラットになるときは少ないのですが、たまたまワイドレンズを付けたカメラを持っていたので、半水面でアオウミガメとダイアモンドヘッドを狙いました。
アオウミガメは1時間〜3時間に1度、水面まで浮上して呼吸をします。そのタイミングを見計らい、ダイアモンドヘッドをバックにしてシャッターを切りました!

カメの掃除屋さん

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ワイキキ沖にある「タートルキャニオン」は、最大水深が12mなので、体験ダイバーの方も潜っていただけるポイントです。ここではダイブサイト名の通り、アオウミガメが多く生息しています。その理由は、彼ら「ゴールドリングサージョンフィッシュ」です。

彼らはアオウミガメの甲羅や身体に付着した藻などを好物としています。そのためアオウミガメが身体を掃除してもらいに集まって来るのです。

一見地味な生物ですが、ハワイ諸島にしか生息していない固有種であり、ほぼ100%の確率でアオウミガメに遭遇できるチャンスを作ってくれている立役者でもございます。

ぜひこのポイントで潜る時は、彼にも注目して上げてください。チャームポイントはゴールドに縁取られた目でございます!

ハワイ固有種のゴールド・レース・ヌーディブランチ

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ウミガメを見ている最中に下を見ると、比較的レアなウミウシを見つけました。
ハワイの海では、鮮やかなウミウシの部類に入る固有種のゴールド・レース・ヌーディブランチ。日本にいるキスジカンテンウミウシに似ている種類です。
浅瀬のポイントでよく見つけれます。